乳酸菌FK23菌研究会に参加しました

第1回FK23研究会 大阪公立大学医学部

乳酸菌FK23の研究会が発足されました。
今回招待されたので参加してきました。

講師は 
大阪公立大学大学院 医学研究科 特任教授 竹村茂一先生
「他人事ではない 慢性腎臓病の病態と腸内細菌の関わり」

立命館大学 薬学部薬学科准教授 藤田隆司先生
「腸から整える肌の健康」

京都府立医科大学大学院 医学研究科教授 内藤裕二先生
「腸内細菌叢研究の最前線ガットフレイルをご存知ですか?」

どのお話も参考になるものでしたが
テレビ出演でお馴染みの 内藤裕二先生のお話はユーモアがあり、こつめ先生にとっては有意義になるものでした。

内藤裕二先生は、ガットフレイルという言葉を造った先生です。
ガット=胃腸
フレイル=虚弱
余談ですが、テニスのラケットの弦をガットと言いますが、昔は羊の腸を紐状にして使用してたらしいですよ。

さまざまな病気や、癌を含めた生活習慣病の症状を悪化させるのが「胃腸の虚弱化」という概念を発表されていました。それだけではなく、胃腸にまつわる様々な症状も、うつ病などのメンタルヘルスも、アルツハイマーなどの脳疾患も、果ては老化までもがガットフレイル、胃腸の虚弱化が原因とのこと。

とまあ、西洋医学では最近そのような考え方に変わってきたようではあるのですが、東洋医学ではすでに2000年前から伝えられてきたことで、東洋医学を学ばれてきた方々なら別段驚くこともないでしょう。

東洋医学では胃腸とは呼ばず「脾胃」というふうに言います。胃はみなさん思っている胃ですが、脾は脾臓ではなく、消化器全般を指します。
しいてあげるなら膵臓が近いかもしれません。

弱々しい人のことを「ひ弱」というように呼びますが、漢字で書くと「脾弱」です。
脾が弱ると体力、気力、活力、精力が造れないため見た目にも弱々しくなるのです。

ようやく西洋医学も東洋医学の理論に近づいてきたんだなあなんて、思いを巡らせるきっかけになるお話を聞けました。
近い将来AIの技術で西洋医学と東洋医学が融合し
皆さんの健康に寄与するに違いないでしょう。

学んだ後は
情報交換会という名の懇親会でした^_^
医師、獣医師、薬剤師、会社オーナーなど様々な方がいらっしゃるというのもすばらしい会でありますね。

FK23菌について少し言うと
ニチニチ製薬製造の製品で、FK23菌プロは1包に1兆個の乳酸菌を含有。FK23菌スーパーは1包に4兆個を含有で難病、慢性病の方へ健康をつくる目的でお勧めしております。(医薬品ではございませんので、そのへんご理解ください)