ウエサク祭とは
5月23日木曜日、年に1回、5月の満月の時に行われるウエサク祭。定休日を利用し、京都の北に位置する鞍馬寺へ行ってきましたよ。
ウエサク祭は、天と地の間に強いエネルギーが降り注ぐと言われており、参加者はそのエネルギーを感じながら平和と覚醒を祈ります。
ただのお祈りではなく、自己の内面と向き合い、新しい自分を見つける機会を提供する貴重な体験ができると言うことで、とても神秘的な祭典として世界中に知られていて世界中から多くの参加者が集まってきます。
ウエサク祭がはじまるまでもおもしろい
ウエサク祭は19時からなのですが、早く行って場所取りしないとずいぶん後ろの方になっちゃうので、15時くらいに着き場所取りをしてけっこう前に位置することができました^_^ こんな感じ
鞍馬で隠れたパワースポットはここ「木の根道」
行ってみると、もうすでに瞑想しているグループが^_^こつめ先生もこっそり混ざって座ってました。
すると、瞑想終了後にインドの修行僧(左上のかた)から「一緒にダンスしませんか?」と誘われたので喜んで参加。はじまるとダンスではなく太極拳でした笑
ウエサク祭本番はただただ神秘的
19時となり、あたりもうっすら暗くなりはじめました。開始早々不思議な現象が。お堂の上に龍の胴体のような雲がスゥーっと現れたと思ったら、右の方へそのままの形で流れていきました。
この日は曇がかかっていたため満月は見えず。ドラが鳴り、80歳だろうか高尚な袈裟を身につけた方が現れ、祈りの言葉を唱えていく。参加者は購入したロウソクを手に持ち、立ったまま瞑想したり、祈りの言葉を聞き心に問いかけたり、各々のスタイルで静かにただただ耳を澄ましている。
1時間ほど経った頃、ロウソクに火が回ってくる。参加者が横後ろに順に火を回していきます。それは身内も他人も、男も女も、大人も子供も、日本人も外国人も関係なく。うっかり消えてしまった火を赤の他人が「どうぞ」と手を差し伸べる。美しい光景があちらこちらで見られます。
そしてそして、般若心経を全員で読み上げた時に奇跡が起こりました!周りがザワザワしはじめて皆の視線の先を見ると、お堂正面の雲が去り、満月が出てきたのです(驚)一同感動に包まれ、祈りの力が届いたことを確信したことでしょう。
その後、参加者全員列をなしてお堂の中へ進み、お堂下をくぐり、お堂の舞台へ出て力水を少しいただき、ロウソクをお寺の方にお渡しします。それをお堂前にある金剛床六芒星を模した石畳の上にひとつひとつ置いていきます。これがまた幻想的なんですよねえ。
しばし眺め、時計を見るともう21時半近く。終電に遅れないように慌てて下山し帰路につきました。参加者はみなさん礼儀礼節があり、ガヤガヤすることもなく、とてもすばらしい集いでした。
ウエサク祭は雨天決行だそうですが、こつめ先生過去3回参加しましたが、一度も雨が降るどころか、必ず満月見れています。まあ自称晴れ男なもんでd( ̄  ̄)
ご興味のある方は、来年行ってみてください。
良い思い出になること間違いなしです^_^