尿の色で健康チェック

現在、成人の8人に1人が患者になってると言われてる病気って何でしょうか?

回答は慢性腎臓病です。

進行すると、透析や腎移植が必要になると言う厄介な病気です。 透析患者は35万人、年間4万人も新たに患者が増えるそうですよ。 中でも糖尿病性腎症と言う方が1番多いと言われています。

腎臓の役割は尿を作って、不要なものを体の外に出す働きだけではなく全身の体液のバランスを調整したり、体に必要なホルモンを作ったりする役割があるんですよ。

尿の色で病気が分かるよ。

淡黄色、これは健康な色ですね
黄色から琥珀色、肝炎または胆石症の恐れあり
泡が立つ、ネフローゼ症候群など
緑色、麻酔薬や抗鬱薬の服用など
赤色、腎結石、出血性、膀胱炎など

匂いが臭い原因はアンモニアですが、タンパク質を多く摂りすぎている時や、肝機能腎機能が悪いときにアンモニアが排出されますよ。一時的なら気にすることないけれども、長期間臭いが続くようであれば、少し疑ってみてもいいかもね。

影でコツコツ頑張ってくれてる腎臓さんをぜひぜひ大切にしてあげてください。

どうすれば腎臓は元気にできるの?

東洋医学で、腎臓は大変重要な役割を担っていて、体全体の水を調節してくれています。
その調節の1つに、喉の渇きと言うものがありますね。
体全体の水分が不足すると、喉が渇き水分を補うことで補充されます。

逆に水が多い場合は、塩分を欲しがりがちになります。料理をする人であれば知っていると思いますが、青菜に塩と言われるように、きゅうりを塩もみすると、きゅうりから水分が抜け出し、きゅうりは柔らかくなります。

柔らかくなったと言うよりしなびたと表現した方がいいかもしれません。人間の体も若い頃はみずみずしく体もしゃきっとしています。それは水の量が多いからと言っていいかもしれません。年配になると水分が全体的に不足し、体はしなびていきます。

若いうちは濃い味を好みますが、お年寄りになると濃いものは避け、薄味を好むようになってきます。それは先ほど言ったように、塩分を取ることによって体の水が不足していくからです。味の濃いものを取ると、それを補うが如く、喉が渇き水分を摂取すると言うことで理解できるのではないかと思います。


若い方も濃い食べ物でなく、薄味の物をとるよう心がけ、腎臓をいたわり、むくみも解消できますよ。
年配者は、年々水を入れておく保水ポケットが減るから、水分とってもそれは貯めることはできず通過するかむくみの原因になります。


次に、骨は腎臓の支配部位とされています。骨にある程度負担をかけることで、腎臓の働きを活性化することができます。ウォーキングかかとの上げ下ろしによって骨を刺激し、腎機能を活性化し、保水ポケットを増やすよう心がけましょう。

サプリメントや漢方薬ではどのようなものがあるの?

サプリメントは先ほど話したように骨との関わりが太いため、カルシウム剤を摂取することをお勧めます。

漢方薬では証によって
悩みやすい、お腹の弱い方には加味帰脾湯
胃腸の強いホテりやすい方には八味地黄丸
冷え性で疲れやすい方には鹿参仙、霊鹿参
などをお勧めします。

それでは次回またお会いしましょう^_^