漢方小説プロローグ『薬棚のむこうに広がる世界』 森のはずれ、小さな薬棚の奥に――不思議な世界が広がっていた。木の実のような薬、枯れ葉のような薬、石ころみたいな薬。それらが組み合わさると、なぜか心も身体もふっと軽くなる。漢方というのは、なんだか“魔法”のようで、“理屈”のようで、そしてとて... 2025.05.10漢方小説